2007年1月28日 (日)

タイタニック

“タイタニック”を観た。

 ※いつもながらネタバレありです。

数年前のトニー賞で、
一場面だけ観たことがある。
たしか、美術で賞を獲ったと思うが。。

今回は演出、美術とも日本上演オリジナルとなっている。

印象に残ったのは、最後の沈む場面。

舞台が前に傾いて(奥が上がっていき、傾斜のキツイ開帳場となる)
船尾が沈んだことで、船首が上にせり上がる様子を表している。

この舞台を観る前から、美術がそのように変化するのを知っていたので、
その変化を楽しみにしていた。

で、観た結果、迫力あったなぁ。
ああいう大掛かりなことができるんだ、ということを
改めて感じた。
いつか、やってみたいなぁ。

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2007年1月20日 (土)

朧の森に棲む鬼

劇団新感線(新感染)の“朧の森に棲む鬼”を観た。

正直今まで何度か新感線を観た中で
一番ホン(脚本)が面白かった。
いつも最後に少し消化不良を起こし気味だったけど、
今回は最後まで存分に楽しめた。

美術も良かった。・・・(ネタバレあります。)
今まで、こんなに効果的!に“水”感じるものは無かった。

特に最後の場面。
開帳場(客席側へ傾斜した舞台)の一段上の部分が左右にスライド(移動)し
中央が川にように瀧の水が流れ、そこに染様が仰向けに倒れる。

そうすると、水が人に弾かれ、客席から観ていて、
水の流れ、動き、躍動感がはっきりと感じられ
とても迫力があった。

水って、上から降っててるだけじゃ、
客席から見ても、思ったほど降ってる感が感じられない。
音で降ってるんだなぁ、と感じはするが。。
なので、水を使う芝居を見る度に
水を使うのは難しいな、と感じてた。

でも、今回のように、みずぅーを存分に感じることができると
水を使った甲斐があると思う!

いいもの見せていただきました。
とても勉強させていただきました。

ただ、私は、いつ水が使える機会があるのやら。。。

追記:せっかくの水(雨、瀧)を2階から観たのは残念。
視点より下で雨が降るというのは。。。
せっかくS席買ったのに、1階と同じ値段払ったはずなのに
2階になるとは。。。もちょっと配慮して欲しいなぁ。

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2006年12月17日 (日)

紫式部物語

“紫式部物語”を観た。

日生劇場の2階、後ろから2列目、どセンターの席だった。

芝居のタイトルとおり、時代は平安。衣装もその時代のもので、
女性は袿(うちぎ)姿。

その袿が、座ったときに、当然ながら、床に広がる。
2階から観ると、その広がった衣装が良く見えて、とても美しかった。

今回の装置は開帳場(傾斜舞台で客席に向かって下っている)ではなかったので、
1階だと、ちょっと見えなかったかも(衣装の広がりが)。
これは2階で特した気分になった。
これって、大奥なんかも着物が床に広がるから、同様の効果ありかしら。。

絵巻物って、アクソメで描かれているけど、
これって、床に広がる衣装を美しく見せる効果もあるのね。。

ちなみに、当方の卒論は、絵巻物の図学的考察だった。
ただし、信貴山縁起とか貴族があんまり出ない物語だったから、
美しい着物姿などなかった記憶が。。。

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2006年12月 8日 (金)

マリー・アントワネット

東宝ミュージカル“マリー・アントワネット”を観た。

知人の旦那さんが仕事で行けなくなり、
私にオハチがまわって来た。

A席だったけど、1階後ろセンターだった。
私にとっては、良席。
前にミスサイゴンに行ったときは、S席なのに2階で、
とてもショックだった。
2階と1階じゃ見え方が全然違うから、1階で見たいと思って、
S席買ったのに。。。

で、舞台装置は抽象的なもので、各場面を色で表現していた。
上手下手の大きなパネルと、赤い斜柱が不穏な時代を表現していた。
色使いは良いっすね。

で、すごく気になったのは、
フェルゼンとマリーアントワネットの場面のピンクのベンチ。
2人で座るのに、すごく長かった。2間(3.6m)ぐらいあったと思う。
2人で座っても寂しい感じを出したかったのかな?
プロセニアムとの絵的バランスかな?

あと、もうひとつ気になったのは、ギロチンの刃。
刃の上が空枠(格子上の骨組みに紗幕張り)だった。
刃だけワイヤー吊りではダメだったのかな。?
振れ止め、揺れ止めかな?

以上2つが気になった。
ナゼこうなったか、知りたい!

ちなみに、一緒に見ていた知人は、
もちろんそんな事は気にせず観てたけどね。

あと、マリー・アントワネットの私室で彼女が着ていたドレス、
オレンジのストライプのドレスの色使いは面白かったな。

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2006年11月25日 (土)

ウーマンリブ先生

“ウーマンリブ先生”を観た。

ます、劇場に行くまでに、一通り迷って、劇場に着いたらもうすでに疲れていた。
サンシャイン自体が駅から歩くし、ビルに入っても劇場は一番奥。
現地で落ち合う友達も、ビルの中で迷ったって電話が掛かってきた。

で、芝居の話。
大人計画の公演になるのかな?。
何本かウーマンリブシリーズは観にいっているが、
初めてウーマンリブが題材になっていた。
題材といっても、ネタという感じかな。

美術は、旅館の部屋で、雁行形に部屋が並んでいるように、
縁側が沿って付いている。
なので、縁側の角が客席側に向いている。
で、大人計画の芝居は、みんな結構動き回るから、
その縁側の角がちょっと壊れていた。
だからか、ボルトかくぎで止めていたようで、照明が当たってその
釘頭がピカーと光ってた。
客席から見てて、すごく気になって気になって。。
ああいう場合は、釘頭を塗っていて欲しいかったかな。
客席によっては、光らないけど、たまたま私の席からは、モロ眩しかった。
見てて、ずっとマジックで塗りたくてしかたなかった。

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2006年11月20日 (月)

タンゴ冬の終わりに

タンゴ冬の終わりに”を観た。
---ネタバレありますよ---

初演かな?をBSで放送していたのを、少し見たことがあったので、
古典じゃないけど、昔の有名な作品だと思い、観にいった。

セットはテレビ放映時と同じだった。
すごい寂れた映画館。
でも、オープニングは迫力があった。
いつもながら蜷川さんの演出は、最初が派手だ。
でもって、最後の屋台崩し、紙ふぶき(桜?)もね。

でも、芝居は落ち着いてじっくり楽しめた。
堤真一さんは、すごい良かった。
段田さんのコミカルな感じも楽しめた。

でも、作品に時代を感じる。
上演は80年代のようだけど、70年台の学生運動の空気が漂ってる感じがした。
特に最初の群集の場面とか。
出演者や、カッコは現代だけど、時代を感じた。。

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2006年10月30日 (月)

オペラ“イドメネオ”

オペラ“イドメネオ”を観た。

チケットがあるからと、先輩経由、師匠よりお誘い頂いた。

当日は出先から新国立劇場に向かうことになり、
職場~出先~劇場までの時間を短縮しないと間に合わない。

と、いうことで、電車の乗り換えをほとんど走っていた。
地下鉄、JR,モノレールの乗り換えは、上下運動がとっても大変。

で、劇場にはちょっと遅刻で到着したが、まだ開演までぜんぜん時間が余ってた。。。
なんと、知らされてた時間は開場時間だった。(-д-;)

いまさらながら、開場と開演時間をしっかり確認しないと、と思い直した一日でした。

って、美術ですが、クノッソス宮殿風でした。
美術アシスタントの先輩、後輩、美術家の師匠と一緒に観劇し、
終わった後はその美術について意見交換できたので、
とても有意義でした。

お誘いいただきまして、ありがとうございました。

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2006年10月 9日 (月)

書く女

二兎社の“書く女”を観た。

二兎社のダイレクトメールから申し込んだからか、席は前から4列目、下手寄り。
ただ、私としては、もう少し後ろの方が良かった。

道具は、モンドリアン風にも見える、和風の格子パネルで構成されていた。
高さ20尺ぐらいの格子スライドパネルが横にスライドし、場面転換する。
センターには、少しカーブした階段があり、奥のプラットフォームに上がっていく。

どれもこれも、高さを感じる道具で、前から4列目はつらかった。

芝居としては、派手さは無いが、しっかりした話で、所々笑いもあって、
貧乏で病死する樋口一葉だけど、重く感じず楽しく見れた。
平日なのに、立ち見(補助席)も出て、人気ある公演だったようだ。
寺島しのぶ人気かな?。

でも、ホント彼女は上手いなぁ、と思った。
彼女を見るのは、近松心中(10年前ぐらい)以来、2回目だと思う。
前に観たのは3枚目の芸者だったけど、コテコテのキャラだったから、笑って当然だった。
今回はさりげない笑いで、シリアスなところを演じるより
こっちの方が難しいだろうなと思った。
それを自然に演じられてた。
こういう笑いも良いですね。

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2006年9月16日 (土)

蒲田行進曲

蒲田行進曲”を観た。

場所は、青山劇場だった。
舞台美術は無い。つかこうへいですからね。

おそらく青山劇場の機構を使用したひな壇(3段)が
舞台中央より奥にあった。
ただ、走りこみ(舞台袖中にまで延長したもの)が無く、
ひな壇の角のLEDランプ(注意灯のようなもの)が
上手も下手も両方ともずっと見えていた。
あれは観客に見えないようにしましょう。

前に飛龍伝を観た時にはそこまで思わなかったけど、
今回は、客席が広がりすぎて芝居と合ってないように感じた。
もっと濃密な空間のほうが良い気がする。
歌も歌詞がわかりにくかった。
つかこうへいの舞台はカラオケをガンガン使うは覚悟してたけど。

でも、やっぱり筆の力を感じた。
勢いと力強さで最後はカタルシスに持っていく。
強引だけど、それがつかこうへいなんでしょうね。

残念なのは、草なぎ君のヤスを見たかったことかな。

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2006年8月26日 (土)

小鹿物語

小鹿物語”を観た。
面白かった。
でも、明石屋さんまの声ってつぶれてたのかな。
他の役者さんと発声が違うから、一人聞き取りにくかった。
コクーンが広すぎる?

舞台美術では、今回舞台下に注目した。
舞台ケコミ(舞台前の立ち上がり面)から舞台下が見えていた。
正確には、明かりが漏れていた?
開演前にどんなのか確認していないから、
ケコミがゲンタン(黒布)で隠されていて、
そこから光が漏れているのか、
元々開放されているのかわからなかったんだけど。
芝居中に、その明かり漏れが気になって、
どうなっているのか早く知りたくなった。
最後に・・・となるが、ネタバレなので、
省略します。
デザインは堀尾さんでした。

あと、私の隣は、あのヘンな髪型の湯浅ナントカって人だった。
リアクション大きすぎて、手をしょっちゅう叩いて、
笑って、隣人にはうるさくて迷惑な人だった。
客席中で一人だけ笑って、浮いてる場面もあったよ。
手を叩く音で、セリフ聞き取りにくくなったし。
でも、喜劇で面白いから笑ってるのも責められないし。
に、しても単なるオッサンでした。
素直に楽しめなかったのが残念。

まぁ、8月中に更新できて良かった。
9月は2本見にいきます。1本はライブね。

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